グローバル・ダンプ・ソフトドリンクキャンペーンの目的は、食生活と健康を改善するため、炭酸飲料等の高カロリー飲料の消費を減らすこと。

このキャンペーンについて

グローバル・ダンプ・ソフトドリンク・キャンペーンは、公益科学センター(CSPI)と、食品国際消費者機構(IACFO)が、中心となり行っています。

CSPIは、食品と健康の改善のために活動している北アメリカの非政府消費者団体です。CSPIは1971年に設立され、ワシントンDCに本部、ダラス、テキサス、オタワ(カナダ)に支部があります。CSPIの「ニュートリション・アクション・ヘルスレター(Nutrition Action Healthletter:栄養・活動・健康レター)」は、アメリカとカナダに、90万人の購読者がいます。CSPIは政府と企業からの資金援助は一切受けていません。

CSPIは、四半世紀の間、清涼飲料水の過剰消費に取り組んできました。1998年に、『液体キャンディー』というソフトドリンクの健康被害を要約した、これまでにない新しい報告書を出版しました。さらに、『液体キャンディー』の第2版を、2005年に出版しました。この報告書では、主要なソフトドリンク企業のひどいマーケットアプローチと、その消費を減らすための政策について述べてあります。

CSPIは、米国食品医薬品局に、ソフトドリンクの容器に、健康に関する注意書きを表示し、加工食品と飲料によりよい栄養表示を義務付けることを申し入れました。
申し入れを読む

IACFOは、食品、健康、食品の安全性、これに関連する政策問題などにかかわる消費者団体の連盟として、公益科学センター(アメリカ)、食品委員会(イギリス)、食品と暮らしの安全(日本)により、1997年に設立されました。現在、世界12カ国12団体 がメンバーとなっています。

IACFOは、2004年に世界保健機関(WHO)が「食と運動と健康に関するWHO世界戦略」を作成する際に協力しました。この世界戦略には、「消費者は、糖分を多く含む食品の摂取を控えなければならない。企業は、食品や飲料に加える糖分を減らす努力をしなければならない」と書かれています。

IACFOは、現在、WHOとその地域オフィスとともに、各国政府 が、この世界戦略に推奨されていることを実行する政策をすすめられるよう、手助けをしています。これには、糖分の消費に関する推奨事項も含まれています。

IACFOは、世界保健機関と、国連食糧農業機関のプログラムであり、食品の国際規格を作成するコーデックス委員会にも関わってきました。IACFOは、糖分表示など、糖分に関する規格についても、活動しています。

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Post Date:2007年12月 4日

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